【Xserver VPS】KUSANAGI & WordPressのセットアップ

WordPress x Xserver VPS x KUSANAGI Xserver VPS

KUSANAGIを用いてWordPressのセットアップを行います。

KUSANAGIの初期設定

KUSANAGI仮想マシンにおけるLinuxやデータベースのパスワード設定を行う。詳しい説明は以下サイトを参照。

KUSANAGI 9クイックスタート - 超高速CMS実行環境 KUSANAGI
WordPressを動かしてみましょう KUSAN ... Read more

サーバのroot権限で以下を実行します。

- Server -
# kusanagi init --tz Asia/Tokyo --lang ja --passwd "Linuxパスワード" --phrase "SSH鍵パスフレーズ" --dbrootpass "DBパスワード" --nginx123 --php80 --mariadb10.5
–tzタイムゾーンの設定
–lang言語の設定
–passwd作成されるユーザkusanagiのLinuxパスワードを設定
–phrasekusanagiのSSH鍵のパスフレーズを設定
パスフレーズを使用しない場合は–nophraseを指定
–dbrootpassデータベースのrootパスワードを設定
–nginx123Webサーバにnginx1.23を使用
nginx1.22であれば–nginx123
Apache2.4であれば–httpd24
–php80PHP8.0を使用する
PHP8.1であれば–php81
PHP7.4であれば–php74
–mariadb10.5データベースにMariaDB10.5を使用
オプション:–mariadb10.3、–mariadb10.4、
–mariadb10.5、–mariadb10.6、–mariadb10.7、
–mariadb10.8、–mariadb10.9

時間はかかりますが、以下の通りinit completedの表示が出たら初期設定は完了です。

- Server -
# kusanagi init --tz Asia/Tokyo --lang ja --passwd "Linuxパスワード" --phrase "SSH鍵パスフレーズ" --dbrootpass "DBパスワード" --nginx123 --php80 --mariadb10.5

(処理表示)

init completed

KUSANAGIのプロビジョニング

WordPressなどを使用するためのプロファイルを作成します。

# kusanagi provision --wp --wplang ja --fqdn ホスト名 --email Emailアドレス --dbname 作成するDB名 --dbuser 作成するユーザ名 --dbpass DBパスワード 任意のプロファイル名
–wpWordPressをプロビジョニングします
–wplangWordPressインストール時の言語を指定
–fqdnこのプロファイルで使用するホスト名を指定
http(s)://ホスト名でWordPressにアクセスする
www.example.comのようにhttp(s)://や末尾の/は不要
–emailLet’s Encrypt証明書を発行する
ここでEmailアドレスを指定することでLet’s Encryptの仕様に同意したことになり、
指定したEmailアドレスでSSL証明書を取得する
Let’s Encryptを使用しない場合は–noemailを指定する
–dbname使用するデータベース名を設定する
–dbuser上記DBのユーザ名を設定する
–dbpass上記DBユーザのパスワードを設定する
プロファイル名任意のプロファイル名を設定する

以下のメッセージが表示されたらプロビジョニングは完了です。

# kusanagi provision --wp --wplang ja --fqdn ホスト名 --email Emailアドレス --dbname 作成するDB名 --dbuser 作成するユーザ名 --dbpass DBパスワード 任意のプロファイル名

(処理表示)

Provisioning of プロファイル名 completed. Access www.example.com and install wp.
provison completed.

WordPressのインストールは以下のサイトでのやり方そのままで問題なくいけました。

KUSANAGI 9クイックスタート - 超高速CMS実行環境 KUSANAGI
WordPressを動かしてみましょう KUSAN ... Read more

最後にSSL Redirectを有効にしておきます。

# kusanagi ssl --https redirect プロファイル名

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